■早期健全化団体へ―大鰐町行政懇談会始まる
大鰐町行政懇談会が始まった。20年度決算が財政健全化法の将来負担比率で早期健全化団体に該当することから、決算内容などを説明するもので、30日まで計8カ所で開催する。
将来負担比率は、20年度で392.6%。早期健全化基準を上回った。このうち、リゾート開発に伴う損失補償が200%を占め、毎年、約3億円を返済。
二川原和男町長は、リゾート開発に絡む債務が財政を圧迫している現状を説明。スキー場問題で住民からは「町と議会で考えが違う。年々雪が少なくなる中で、人工降雪機も使えない。この先やっていけるのか」とする意見も出された。
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